2019年07月17日

今さらではありますが

すっかり書き込むこともなくなって、しばらく寝かせていたこのブログですが、もう少ししたら久しぶりに再開しようと思っております。そのときは、どうぞよろしく。
posted by makimura at 21:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

小説すばる4月号

さて、本年最初のお仕事の告知です。今日発売の小説すばる4月号に、短編『ありふれた休日の過ごしかた』を掲載していただきました。


subaru4.jpg


ちょっと変わった『体質』を持ったシングルマザーと十歳の息子の、とある日曜日の物語。また三十枚ほどの短い話ですが、今回は短いなりにもストーリーの起伏をつけてオチも決めて、お話としてけっこうきれいにまとまったのではないかと思っています。書店でお見かけの際は手に取っていただけると嬉しいです。
挿画はイラストレーターの浜野史子さん。ほんわかした空気の中に不思議な気配と、小憎らしいスパイスも利いたイラストをつけていただきました。ありがとうございます。何か小すばさんには毎回素敵な挿画をつけていただいていて、次はどんな絵を合わせてもらえるのかなと楽しみだったりします。いや、楽しみにする前に載せていただけるものを書かなきゃいけないんですけどね、頑張って。

そういうわけで、今年もヘタレ小説書きのマキムラをどうぞよろしくお願いします。
posted by makimura at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

ご挨拶

さて、あと数時間で今年も終わります。皆様の2016年はどのような年でありましたでしょうか。良い年でしたか。
マキムラにとってはどうだったんでしょう。今年は少しでも前進できたんでしょうか。正直なところわかりません。それでもおかげさまで、長編一冊、短編三つのお仕事をさせていただきました。どれも自分にとって思い入れのある、充実した仕事だったと思っているのですが。

それでも来年は、もっとそうした仕事を増やしていきたいものです。そう思って、今日まで頑張ってまいりましたし、明日からもそうするつもりでいます。

というわけで、どうぞ来年も小説書きマキムラをよろしくお願いします。
posted by makimura at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月20日

小説すばる1月号

いつの間にかいよいよ年末です。早いですねー、こないだオリンピック終わったと思ったのに。まじで年々早くなっていきますねー。これがジャネの法則ってやつですね。何だかわからない人はググりましょう。

そんな今年もあとわずかなこの頃ですが、お知らせです。もう発売中の小説すばる新年号に、短編『名前はいらない』を掲載させていただきました。今度はいっそう短い、原稿用紙に換算すると二十四、五枚といった小品です。書店でお見かけのときはどうぞよろしく。


subaru1701.jpg


これで小すばさんに載せていただくのも八作目。またこれまでのものとはだいぶ違う色合いのもので、四十を目前にした女性ふたりのちょっとあやしい関係を、何気ない一夜に託して描いてみたものです。特に何か事件が起こるわけでもありません。それでもどこか緊張感を漂わせた、「破滅の予感をはらんだ平穏」みたいなもんが描けていたらな、なんて考えているのですが、いかがなものでしょうか。
今回の挿画はイラストレーターのサトウあこさん。この静けさと危うさが、ちょうど書けていたらいいなと思っていたものそのままで、ああ、ちゃんと伝えられていたのかなと思って嬉しくなりました。またの機会がありましたら、そのときもどうぞよろしくお願いします。

さてさて、次は何を書こうか……考えてみるとこれまでの八作は、すべて「ふたり」の物語だったんですよね。ひとりでも三人でもなく。まあ少ない枚数で物語を作ろうとすると、どうしても人間関係の最小単位で描かざるを得ないから、ある意味必然的にそうなってると言えなくもないのだけど。
ちなみに男×女が五作で、女×女が三作。それなら次はいっそ男×男で書いてみ……

絶対やだ

何が悲しくてそんなむさいもん書かなあかんねん。
posted by makimura at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

十年

さて、本日からさかのぼること十年前、2006年10月22日は、私のオール讀物推理小説新人賞受賞作、『俺と雌猫のレクイエム』が掲載されたオール讀物11月号が発売された日でした。つまり私の小説がはじめて活字になった日、いわば小説書き牧村一人の誕生日でもあります。それから、今日でちょうど十年です。

いよーーーーっ、ぱちぱちぱち。

なんて、実はついこないだ気付いたばっかりなんですけどね。あ、そういえば十年だ、って。
よく新人作家なんて五年たてばほとんどが消えてる、なんてことを言われますよね。まあそれは言い過ぎとしても、厳しい世界なのは確か。うん、うん、ほんと日々実感させられてます。それでもどうにかこうにかここまでやってこれたのも、ひとえに拾い上げてくださった上何くれと心を砕いてくださった文藝春秋の皆さま、声をかけてくださった各社の皆さま、つたない私の作品を手に取ってくださった本好きの皆さま、その支えがあってのことです。まことにありがとうございました。
まだまだばんばん重版がかかって版元を儲けさせるような売れっ子にはなれずにいるのを歯がゆく思っていますが、それでも今後も精一杯続けていくつもりでおりますので、どうぞよろしくお願いします。

そんなわけで、ひと区切りのご挨拶にかえまして。
posted by makimura at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月16日

『つぶら、快刀乱麻』明日発売!

さていよいよ明日十月十七日、牧村一人第五長編『つぶら、快刀乱麻』が文藝春秋より発売になります。気の早いところではもう店頭に並んでいるようですが、あくまでも発売日は明日です。というわけで、皆さまどうぞよろしく。


tsubura.jpg



カバーのイラストはなんと、あのスカイエマさん! とても人気のあるかただし忙しいだろうし、受けていただけるかどうかはわかりませんよーとは編集さんに言われたんですけど、頼んでみるだけでもとお願いしてもらったら、まさかの快諾をいただいてしまいました。本当にありがとうございました。ご購入下さった皆様は、ぜひ一度本からカバーを外して、広げてみてくださいね。表紙部分だけじゃなく、一枚絵としてもう素敵なので!
というわけで、ジャケ買い大歓迎! どうぞどうぞ、釣られちゃってください!
もちろんカバーに釣られたかたも、時代小説と間違えちゃったかたも、中身でがっかりさせない自信はありますので!

さて今回のお話は、いつにも増して荒唐無稽です。公になってる粗筋から皆様が想像される内容からも、さらに斜め上にぶっ飛んでいってます。ただ、文春さんのほうでは『新境地』なんて謳っていただいていますが、自分としてはそんなつもりはなく、むしろ今まで長編でやって来たことをまとめてひとつの箱に詰め込んだ、第一期牧村ワールドの集大成とも言うべき作品になったと思ってます。いきなり本格ミステリばりの不可能殺人ではじまったかと思ったら、アクションまたアクション、変態やくざ大暴れ、トンデモ科学てんこ盛り、でもなぜか青春小説でもあったりして。いやもちろん、何でもかんでも集大成すりゃいいってもんじゃないと途中で気が付いたんですけど、でも止められませんでした。だって楽しかったんだもん。

ちょっと色々あって悩んでたのを開き直って、人に楽しんでもらう前にまず自分が目一杯楽しんで書いた作品です。だからもう、隅から隅まで自分の好きなものしか入っていません。やりたいことしかやってません。そして、何ひとつ我慢してません。(……あ、いや、ひとつだけしたな。もしかしたら本にしてもらえそう、となったときに急に東野先生に怒られるのが怖くなって、ガリレオのパロディを大幅に削りました。初稿では合羽先生はもっとパチもん福山でした)でも結果的に、これまでの作品の中でもいちばん「これが俺だよ、牧村だよ」と言えるようなものになった気がします。ですのでできましたら、読んでくださる皆さんに、書き手と同じくらい楽しんでもらえたら嬉しいです。

それともちろん、集大成って言ったってこれで小説書き止めるつもりなんてこれっぽっちもありませんよ。今書いてる長編こそは、本当に新境地。第二期牧村ワールドの皮切りとなるような意欲作です。こちらは、興味はあったけど今まで書いてこなかったことをてんこ盛りです。もちろんまだ本にできるかはわからないのですが、楽しみにしてていただけたら。

ともあれ、いよいよ明日です。難しいことは考えず、頭空っぽにしてお楽しみください。それでは!


KIMG0081.jpg


はっ!
なぜここでいきなり表参道ヒルズの写真が⁈
posted by makimura at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月18日

小説すばる10月号

気が付けば朝晩もだいぶ涼しくなり、いつの間にかずいぶんと秋めいてまいりました。いかがお過ごしでしょうか、マキムラです。
さっそくですがお知らせです。すでに発売中の小説すばる10月号に、拙作『大人のくせにバカとか言うな』を掲載していただきました。また三十枚ほどの短編ですが、書店でお見かけの際はどうぞよろしく。



subaru10.jpg


これで小すばさんに載せていただくのも七作目です。まー相変わらずたいした話でもなく、どうしようもないガキとどうしようもない人妻がグダグダやってるだけの話なのですが、自分としてはけっこう気に入っている作品です。色々とアドバイスをいただきながら苦手だった短編に取り組んで、手探りながら続けてきて、ようやく少しだけ、この枚数でやりたいことみたいなものが見えてきた気がしています。それを今回の話でちょっとだけ書けたかな、という感触もありまして。それは何なのというのは恥ずかしいのでここでは言えないのですが、読みながら何となく漠然と感じてもらえるようなものがあればきっとそれです。
挿画はイラストレーターのコバヤシヨシノリさん。ほんわかした画風が爛れた話に妙にマッチしていると言いますか、何と言いますか。二枚目のミナガワの姿がなんとも儚くて、思わずほうっとため息をついてしまいました。どうもありがとうございました。これからも機会がありましたら、そのときはどうぞよろしくお願いします。


ところで、新刊『つぶら、快刀乱麻』の刊行もあとひと月と迫り、Amazon他で予約もはじまりました。そちらのほうも、どうぞよろしくお願いします。
それでですね、今回はですね、今回はですね、

カバーがちょっとすごいことになってんですよ!!

早くお知らせしたいんですけど、まだできません。でもマキムラはカバーと帯案のPDFをメールで受け取って、「うおぅ……うわぁ……」とか言いながら部屋の中をぐるぐるしてしまいました。どうぞ期待してお待ちください。もちろんカバーだけじゃなく、中身だって自信ありますけどね!
posted by makimura at 21:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

夏休み

さて、夏休みも今日で終わりです。お久しぶりでございます、マキムラです。

ほんとこのところ何もここに書くことがなく、またもの書き仕事でお知らせできるような事柄もなく、すっかりご無沙汰してしまいました。まことに申し訳ありません。
とりあえず生きてます。まだ書いてます。

んで、夏休みなんですけどね。ほんと、見事なまでに外に出ませんでした。だって暑いし。何かもう、歳をとるごとに暑さが堪えるようになっていきます。いかんなぁと思いつつも、どうにもならず。
んでも家に籠ってたからと言って何もしてなかったわけではありません。何やってたのかと言えば、実はゲラと格闘しておりました。はい、ゲラです。例によってこれでもかとばかりに誤字脱字誤変換ほか文章の駄目なとこ変なとこ辻褄が合ってないとこ調べが足りないとこ、もろもろを容赦なく指摘されて地の底まで凹まされるアレです。体力使うんです、あれ。主に地面に叩き付けられたあと立ち上がるのに使うんですけど、体力。

それでもこれもどうにか乗り越えたということは、もうすぐというわけでもあるのです。うん、もうすぐ本出ます。とうとう二年半かかってしまいましたが、ようやく出せます。

たぶん間もなく版元からの告知もあるかと思いますので、詳しいことはそのときに。
それでは、どうぞよろしく。マキムラでした。

posted by makimura at 21:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

小説すばる5月号

一昨日から九州のほうは大変なことになっているようです。今も不安な夜をお過ごしの被災地の皆様には、心よりのお見舞いを申し上げます。
この国に住んでいる以上は、いつ自分の足元が同じように大きく揺れるかわからないわけで、まったく他人事ではないのです。そうは言ってもいまこの段階では自分にできることなど何もないわけでして、せめてこれ以上被害が広がることのないよう祈らせていただきます。

それからただ、自分の日々を精一杯生きるのみ。普段通りの生活を続けられるありがたみを噛みしめながら。

そんなわけで、お仕事の告知をさせていただきます。本日発売の小説すばる5月号に、拙作『赤ずきんちゃんに気をつけて』を掲載させていただいております。


subaru5.jpg


また、三十枚ほどの短編です。今回はちょっとブラックでコミカルな小品。女子中学生の「わたし」とやくざの「田中」のとぼけたやり取りを楽しみながら、その中にちらりと生々しい「女」が覗くのを感じていただけたら、今回は成功かなと思ってます。書店でお見かけした際には、どうぞよろしく。
今回の挿画はイラストレーターの爽々さん。『みずは無間』のカバー描かれた方ですね。持っているので存じ上げておりました。主人公が書き手のイメージよりも大人っぽいかなとも思ったのですが、二枚目は特に妖しさがじわりと滲んでくる感じで、思わず「そう、これ!」と口に出すほど嬉しくなりました。どうもありがとうございました。またの機会があれば、そのときはどうぞよろしくお願いします。
posted by makimura at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月31日

ご挨拶

さて大晦日です。十二月三十一日です。いかがお過ごしでしょうか、マキムラです。どうも。

皆さま、お蕎麦の準備はお済みでしょうか。わたしはまだです。
年賀状は書き終わりましたか。わたしはまだです。
大掃除は終わりましたか。わたしはまだです。
あ、でもダイソン買っちゃいました。いちばん小っちゃいやつですけど、狭い家なので十分です。うひょう。

さてもう、本当にあっという間なんですけど、今年ももう終わりです。こないだ明けたばっかだと思うんですけど、いったい何なんでしょうねこの速さは。何だか泣けてきちゃいます。
それにもう、今年は何も結果を出せませんでした。確かに小説すばるさんのご厚意のおかげで短編をいくつか発表させていただきましたが、結局本は出せずじまいでした。まったく痛恨の極みです。
でも、書いてはいたんです。今年だけで長編も二本書き上げました。あ、いや二本目はまだあとエピローグだけ残ってんですけど、あと少しだから今年にカウントしていいよね。まあまだどちらも、本にできるかどうかわからないんですけど。いいご報告ができるようになったらお伝えしますので、どうぞお待ちください。
特にもうすぐ書きあがる二本目のほうは……どうなんでしょう。一応頭の中にあったイメージ通りのものに仕上げられそうなんですけど、どうもその最初のイメージの時点で間違ったような気が。おそらく今まででもっともスケールの小さな物語なんですけど、登場人物も少なめなんですけど、それだけに思い切ったことをやりすぎたようなバランス崩しすぎたような。正直、自分ではまったく判断がつかない作品になりそうです。まったく話にならない失敗作のようにも思えるし、自分史上最高傑作なようにも思えるし。まあ今までも「どや!」と自信たっぷりに送った長編がまったく評価してもらえなかったこともあるし、そもそも自分の手応えだってまるでアテにならないんですけどね。
ともあれ、最後に目一杯の気合を籠めてエピローグを書き上げます。話はそれから。

ともあれ、大晦日です。十二月三十一日です。
もうひとつ寝るとお正月です。
新しい年も、ヘタレ小説書きマキムラのことをどうぞよろしくお願いします。
みなさまの来年が、良い年になるようお祈りしまして、ご挨拶にかえさせていただきます。
posted by makimura at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする